組合員の方へ

2014年5月25日発行 74号

2014年11月05日(水)

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組合の新たな明日へ 原田理事長年頭挨拶

組合員の皆様、御家族の皆様には穏やかな新年を迎えた事と、お喜び申し上げます。

今年私達が迎える一年は、デフレ経済から、成長経済への重要な転換期にあたるのではないかと考えます。そんな中で組合が組合員の皆様に何が出来るのか、急速な少子高齢化等の中にあって、成長を取り戻す事は至難の事ではありません。若者が希望と安心を抱いて事業継承や起業独立出来るような体制を早く確立して行く事こそが、組合の責務ではないかと考えます。なせばなる、なさねばならぬ何事も。上杉鷹山公の格言通り、決して諦めず、辛抱強く最後迄やり抜けば、必ず道は開けると信じております。組合も発想の転換を考えつつ、総てにチャレンジして行くつもりでおります。

日本企業の98%を占める中小企業の中にあって、小さくとも私達組合があらゆる状況に対応出来る道は「連携」の二文字です。此処でしか食べられない、此処でしか作れない等、食と経営のこだわりの理念の情報交換を密にしながら、組合の仕組みづくりをして行きたいと思います。組合員の皆様と接する機会を極力作り、広い視野での連携を深めてこそ、新しい地域活性化と組合事業の多様化に繋がって行くはずです。地域の再生なくして組合の発展はありえません。

消費税も8%、10%と上がって行きます。或いはいずれ、それ以上も考えられます。軽減税率も含め、施策を策定する事で乗り越えるしかありません。スピード感を持ったネットワークをフルに活用出来る組合は東京でしか成し得ないのです。百考は一行にしかず、まさにそれが今、絶好の「タイミング」であり「チャンス」なのです。本年一年が必ず訪れる明るい繁栄に繋がるよう、全力を尽くして努力を重ねて行く所存でございます。組合員の皆様の事業の発展と御健勝を祈念し、新年のご挨拶にかえさせて頂きます。